月別アーカイブ: 2018年9月

クラヴィコード講習会レポート 2018/8/31

8月31日に日本クラヴィア協会が共催で開催いたしました
東京江戸川区でのクラヴィコード講習会のレポートを投稿頂きました。
講師の高橋尚子様よりの投稿です。
 クラヴィコード講習会 明細  http://claviersociety.jp/information/2018/06/16/1030/
 【 ⾈江斎「目からうろこのクラヴィコード講座」Vol.2 】を終えて
残暑厳しい8⽉31⽇、⾈江斎クラヴィコード講座Vol.2が開催されました。
今回は、前回2⽉の講習会と同様にバッハ・インヴェンションをテーマに いたしました。
時間に限りがありますので課題曲を⼀曲にしレッスン受講⽣ の数もしぼり、皆様に同じ曲を演奏
していただきました。 ご参加いただいた⽅々は、クラヴィコードに⼤変興味を持っているという ⼀般の⽅
から、クラヴィコード奏者として演奏活動をされている⽅まで 様々な形でクラヴィコードをこよなく愛する⽅々
がお集まりになりました。
前回同様、楽器に対する姿勢、バッハのインヴェンションに向き合う真摯な姿に 私も感動し、⼤変
気持ちの引き締まる⼀時でした。
課題曲はインヴェンション1番[ハ⻑調]です。
鍵盤楽器を弾かれる⽅ならどなたもご存知の作品ですが、クラヴィコード で演奏するにはどのように・・・・など
と書いてしまいますと 「エッ〜︕︕どのように弾くか︖って・・・・きれいな⾳を出すだけでも⼤変なのに ピアノと
同じように弾くんじゃないの︕︕」なんて⾔葉が返ってきそうです。 ごもっともな⾔葉です。しかしこれだけでは
全く⾜りないのです。 「⾳楽」を⾏うには⼼を表現しなければなりません。 クラヴィコードという鍵盤楽器は
他の鍵盤楽器などには出来にくい⾳⾼変化ができる 楽器です。
⼀般的に『フィーリング』と⾔われる感情表現をしようとした時、⾳には ⾃由度が求められます。
⾳⾼の定まりにくい発⾳構造を有しているクラヴィコードだ からこそ、この点を最⼤限に利⽤し『⾳の表現』に
⽣かしていく・・・ このことこそがクラヴィコードが持つ素晴らしいポテンシャルだと思います。
鍵盤楽器に⾳程感を求めることは不可能ではありません。
むしろ現代の鍵盤楽器奏者はこの点をもう⼀度真摯に再考する時期が来ているのかも しれません。
私も現在進⾏形でその道を追求している⼀⼈です。
近い内にまたこのような講座を持ちたいと思います。 皆様とともにクラヴィコードを通して⾳楽の持つエネルギー
と魅⼒を分かち合う ために、そしてクラヴィコードが持つ素晴らしいポテンシャルを共有するため に・・・・
    感謝︕︕ 感謝︕︕       ⾈江斎  ⾼橋尚⼦