カテゴリー別アーカイブ: フォルテピアノ

[アムステルダムのフォルテピアノフェスティバル] 2014/10

オランダ・アムステルダムで今年10月に開催されるフォルテピアノフェスティバルのご紹介です。オリジナルのフォルテピアノを使ったコンクール、コンサート、マスタークラスなど各種の催しが開催との事。アムス在住のフォルテピアノ奏者岩村かおるさんもコンクール審査員などで参加されるそうです。

http://www.geelvinckfestival.nl/

[C.P.E. Bach生誕300年記念マスターコース] オーストリア 2014/3/21~23

オーストリアでの「C.P.E. Bach生誕300年記念マスターコース」のご案内です。オリジナルのフォルテピアノを多数演奏出来る貴重な機会かと思いますのでご興味ある方は下記のリンクでご確認ください。

オーストリアにあります楽器博物館クレムスエック城では3月21日から23日にかけて “ベルリンからウィーンへ, C.P.E. Bach生誕300年記念マスターコース“ を行います。
チェンバリスト、フォルテピアニスト、ピアニストの方々対象で、講師には、C.P.E. Bach 研究の第一人者、ミクローシュ シュパーニ氏、EPTA (European Piano Teachers Associacion Austoria ) 会長でアントン ブルックナー音大元学長の アントン フォイクト氏を 迎え、充実した内容となっています。初日には講師陣による演奏会と、ワークショップ、2日目は講師陣による講演会とワークショップ、3日目は受講生、終了演奏会を予定しています。

楽器はクレムスエック城所蔵のオリジナル楽器、

Kirkman & Son (Cembalo, London, 1796),J.Broadwood & Son (Fortepiano, London,1796), Jos. Brodmann (Fortepiano,Wien, 1808),M.Clementi (Fortepiano, London, 1812), C. Bechstein (Grandpiano, Berlin,1899), Steinway & Sons(Grandpiano, Hamburg, 1961)
を使用します。


この講習会は私が中心となって企画したもので、日本の鍵盤楽器奏者の皆様にもぜひお知らせしたく投稿させていただきました。詳細は添付の案内書をご覧ください。
楽器博物館クレムスエック城の付近には、有名な シュティフト クレムスミュンスターという修道院もあり、風光明媚な町で観光も楽しんでいただけるのではと思います。
日本からのご参加、心待ちにいたしております。
大村圭子
Mit freundlichen Grüßen
Keiko Omura
Schloss
Kremsegg
Kremseggerstraße 59
4550 Kremsmünster
07583/5247-22
omura@schloss-kremsegg.at <mailto:omura@schloss-kremsegg.at>

www.schloss-kremsegg.at <http://www.schloss-kremsegg.at/>

Näheres dazu unter: www.schloss-kremsegg.at
<http://www.schloss-kremsegg.at/>

 

[フォルテピアノ使用の世界初録音 無料公開]

パリ在住のピアニスト金子陽子さんから、彼女が参加した貴重な録音が現在
ネットで無料公開されていますので是非お聴きくださいとのご連絡頂きました。
バイヨー(Pierre Baillot (1771-1842))、アラール(Delphin Alard (1815-1888))、
アルカン(Charles Valentin Alkan (1813-1888))という作曲家のヴァイオリンと
ピアノの珍しい作品を、グラーフ(コピー、Cクラーク作)とエラール(1880年)
の2台のフォルテピアノを使って録音した音源でして、どの作品もフォルテ
ピアノを使っては世界初演、CD販売されずネットでの公開のみとの事です。

[フォルテピアノ&ヴァイオリンコンサート]武蔵野 2013/12/07

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタを1日で全10曲演奏するというかつてない公演が12月に武蔵野で開催。フォルテピアノはパリ在住の金子陽子さんが担当。

「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 ジル・コリヤール&金子陽子」

2013年12月7日(土) 午前11時開演(午後9時頃終演予定)
武蔵野市民文化会館 小ホール

出演 ジル・コリヤール(バロック・ヴァイオリン) 金子陽子(フォルテピアノ)

チケット 全席指定 一般 3,000円 友の会2,700円
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全10曲演奏会 予定スケジュール
第1部 11:00-13:00
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 op.23
第2部 15:00-17:00
ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24 『春』
ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
第3部 19:00-21:00
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47 『クロイツェル』
ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
クリストファー・クラーク作のワルターモデルのフォルテピアノ使用
金子陽子さん HP https://yokokaneko.wordpress.com/

北九州のフォルテピアノ工房訪問レポート

 
調律師の梅岡です。
今回は先日北九州のフォルテピアノ工房を訪問いたしましたので御報告させて
いただきます。
長年リュート製作家として活動されていました松尾淳氏がフォルテピアノの
製作と修復に転向されて北九州市八幡に新しい工房を開かれたので早速
訪問してまいりました。
松尾氏はリュートの製作や修理の他にもルネサンスハープからチェンバロ
など鍵盤楽器まで広範囲な楽器を扱われておりましたが、以前より「実は
シューベルトの大ファンなので一番手掛けたい楽器はフォルテピアノ」と
おっしゃっており、密かにオリジナルノ19世紀ピアノの収集も開始されて
おりまして、最近ついにリュートなどの製作は終了して正式にフォルテピアノ
製作修復に専念されるとの事を宣言され、新たに北九州市郊外に広い工房
を開設されました。
移転されたばかりの工房は、10台ものピアノが保管されているスタジオ
の他にも木工作業部屋や膨大な材木の保管部屋などかなり広いスペース
を持つ充実した工房でした。
現在オリジナルの19世紀ピアノを10数台所有されており、ウィーン式の
有名メーカーの銘器や英国式のPleyel(1844年と1851年)などをスタジオに
置かれております。(残念ながら弾ける状態の楽器はまだ少ないようですが)
また20年以上前から新作フォルテピアノの製作も開始されており、今まで
シュタイン、ワルター、ナネッテシュトライヒャ(大阪いずみホール所有
楽器のコピー)なども作られたとの事です。
沢山のオリジナルピアノを横に置いて、各部を実際に見て触って参考に
しながら復元楽器を製作するという理想的な製作環境は日本のフォルテ
ピアノの製作家の中では本当に贅沢なものだと言えるかと思います。
今回の工房訪問は、私がコンサートで提供しているJohann Georg Gröber
 (Insbruck 1820)という6オクターブのオリジナルピアノの中規模な修復調整
お願いするためでしたが、作業の合間に工房にある1810年代のウィーン
式のJacob Bertsche(c1812)(6オクターブ)や2台のPleyel(1844&1851)など
の調律をさせて頂く事が出来ました。
1810年~20年頃のウィーン式ピアノのモデルの変遷は実際音を出して
みると文字での知識以上にそのダイナミックなキャラクターの変化を
感じる事が出来ましたし、僅か7年違いのPleyel2台は年代による構造
や音色の違いよりも修復のポリシーの違いから来るキャラクターの落差
を大いに感じる事が出来ました。後世の現代的な発想での修復を経て
しまえばオリジナルで感じる事が出来る当時の香りが相当希釈されて
しまう事も2台を同時に触る事によって感じる事が出来ました。
しかしオリジナルの第2響板が残っているショパン時代のPleyelを触る事
が出来たのも幸運と言えます。
貴重な19世紀ピアノ陣もお願いすれば比較的気楽に弾かせていただける
ようで日本では大変ありがたい事でありますし、それだけでも北九州まで
訪問する価値はあると思います。
松尾氏に伺いますと、引越したばかりの工房でまだ新作フォルテピアノの
製作を開始するまで少し時間が掛かりそうだとの事ですが、まずは人気
のWalterモデル(1795)の製作から開始する予定だとの事です。
(来年半ばにはそのWalterモデルの音が聴ける予定だとか)
平行してオリジナルピアノの修復もされるとの事で、時間は掛かりそうです
がいずれは19世紀オリジナルピアノの銘器の音色も舞台で味わえるの
ではと期待しております。
ネット上で過去の作品が閲覧出来るようですが、連絡先はもう古いよう
ですね。まだ住所や連絡先などは公開されていないようですが、もし
ご興味ある方は梅岡からご紹介させていただきます。
いずれフォルテピアノ関係者の北九州詣でが流行る時代が来るのでは
と期待しております。
松尾新工房131002 (1)
松尾新工房131002 (3)
松尾新工房131002 (6)

1877年製エラール使用のCD発売

ピアノ、フォルテピアノ奏者である伊藤綾子の、初ソロアルバム発売の お知らせ。
9月28日(土)に1877年製のエラールで演奏しました、ソロアル バム”オマージュ~Hommage”
がリリースされます。ドビュッシー、リスト、ファリャのピアノ作品を 収録しています。
ブックレットには、使用楽器、そしてエラール社についての記述を載せ ています。
19世紀のフランスを代表するピアノであるエラール、オリジナル楽器の音色を聴いて頂ければ嬉しいです。
そしてこの楽器は,10月10日(木)より開催されるブリヂストン美 術館主催「カイユボット展」にて、3ヶ月ほど展示されますので、実際に目で見ても楽しんで頂けます。
(同美術館所蔵の印象派の絵画の中に、ほぼ同形のエラールが描かれています)

[フォルテピアノ+歌+トーク] 2013/9/15 渋谷

松濤・クラシックまにあ<忘れられたピアノの歴史たち>

第1回 9月15日(日)19時開演
<序章>怒濤の進化を遂げたピアノ史をきく
~フォルテピアノで聴く本当のシューベルト、ベートーヴェン~
出演:三浦英治(バス)/丹野めぐみ(フォルテピアノ)高木裕(トー ク)
プログラム:ベートーヴェン ピアノソナタ変イ長調 作品110
ベートーヴェンとシューベルトの歌曲より

入場料:1公演 一般3500円 学生3000円(全席自由・1ドリ ンク付き)
会場:タカギクラヴィア松濤サロン(東京都渋谷区松濤1-26-4)
お問い合わせ・チケットご予約:アコールヴィブレ株式会社Tel: 03-6909-0401 Mail:accordvibrer`gmail.com

タカギクラヴィアのホームページ(http:// takagiklavier.com/)に、第2回以降の日程、内容は、発表されます。

今週9月15日(日)より、渋谷区松濤にあるタカギクラヴィアのサロ ンで、フォルテピアノ、1877年製エラール、1887年製ニューヨーク・ スタインウェイを聴くコンサート(全6回)が始まります。コンサート・チューナーである、高木裕さんのトークも交えながら、本 物の音をお届けする、貴重な機会です。古楽器ファンを始め、ピアノ愛好家の方々に、ぜひ19世紀のピアノの魅力を楽しんで頂けたら、と思っています。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。

ブルージュフォルテピアノコンクール 羽賀美歩さん第3位入賞

8月8日に行われたブルージュフォルテピアノコンクールの本選、結果が発表されました。
今回は29人がエントリー、うち日本人は6人でした。
羽賀美歩さんが見事第3位入賞との事、おめでとうございます。
1st prize: Elizaveta Miller (Fr)
2nd prize: Gili Loftus (Cn/Ir.)
3rd prize: Miho Haga (Jp)
Honorable mention: Bobby Mitchell (VS) & Ksenia Ovodova (Ru)

Prize of the audience:  Gili Loftus (Cn/Ir.)

Cd-recording alpha/Outhere:  Bobby Mitchell (VS)

[2013 Bruggeフォルテピアノコンクール 予選速報]

今年50回目を迎えるベルギーBruggeの古楽コンクール、今年のフォルテピアノ部門の第1次(8月1日~4日)、第2次予選(8月6日)が終了し本選出場者がHPで発表されました。
今回は29人がエントリー、その内日本人は6人。

 

羽賀美歩さんが見事ファイナル進出ですね。

Miho Haga (Jp)

Gili Loftus (Cn/Ir.)

Elizaveta Miller (Fr)

Bobby Mitchell (VS)

Ksenia Ovodova (Ru)

本選は明日8月8日開催。

今回の審査員は下記の5人。

Johan Huys (president) (BE)   Wolfgang Brunner (DE)

Alexei Lubimov (RU)  Christine Schornsheim (DE)

Bart Van Oort (NL)

公式HP http://www.mafestival.be/

[オリジナルフォルテピアノ展示会&コンサート]2013年8月東京

浜松楽器博物館の貴重なフォルテピアノコレクション6台が東京銀座に結集!
ヤマハ銀座店 展示会 2013年8月1日(木)~29日(木)
レクチャーコンサート 2013年 8月12日(月) 24日(土)
記念コンサート 8月30日(金)
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調律師の梅岡です。
この8月にオリジナルのフォルテピアノが多数展示される貴重な
イベントが東京銀座で開催されますのでご紹介いたします。
「むかしむかしの素敵なピアノ展 ー19世紀に咲いた華ー」
 ヤマハ株式会社創業125周年記念
 浜松市楽器博物館ピアノコレクション東京展覧会
2013年8月1日(木)~29日(木) 11時~19時半
料金 ¥500  (未就学児童は無料)
展示楽器
 クリストフォリ(レプリカ)
 ブロードウッド(1802年)
 ワルター(1810年)
 (伝)グラーフ(1820年頃)
 エラール(1874年)
 ブロードウッド・スクエアピアノ(1808年~1820年頃)
★ 毎日13時15時18時に会場で全楽器使用のミニコンサートあり
サロンレクチャーコンサート 
  会場 ヤマハ銀座6Fコンサートサロン
  料金 3000円
 8月12日(月) 19時  
   「ワルターピアノで聴くベートーヴェンの室内楽」
    出演 小倉貴久子(Fp) 桐山建志(Vn) 花崎薫(Vc)
 8月24日(土) 16時  

   「月の光に誘われて ~エラールピアノとフランスのうた~」
    出演 小倉貴久子(Fp) 野々下由香里(Sop)
記念コンサート
  会場 ヤマハホール
  料金 5000円 学生3500円
 8月30日(金) 19時
    出演 小倉貴久子(Fp) 桐山建志(Vn) 花崎薫(Vc)
      三宮正満(Ob) 坂本徹(Cl) 塚田聡(Hr) 岡本正之(Fg)
   使用楽器
    クリストフォリ(レプリカ) 
    ワルター 
    ブロードウッド 
    (伝)グラーフ
浜松の楽器博物館の貴重なフォルテピアノコレクションがこれだけ
大量に外部で展示されるのは初めてだと思います。
また現代楽器専門と思われていた(?)ヤマハがこのように歴史的
な楽器の紹介をするという事も画期的なニュースです。
フォルテピアノ奏者の小倉貴久子さんが出演の3回のオリジナルピアノ
によるコンサートも毎回違う楽器を使用されピアノ愛好家にとっても
貴重な機会かと思います。
ヤマハの創業125年記念事業という事ですが、残念ながらヤマハ
自体はあまり大きな宣伝をしていないようでして、鍵盤楽器の歴史
に興味を持つ方にまだまだ充分情報が届いていない様子です。
東京で沢山のオリジナルピアノに触れられる貴重な機会でもあり
ますので、是非多くの方に参加いただきたいと願っております。
詳しくは 公式HPをご覧ください。